The Japanese variety show 「潜入!リアルスコープ」lead us to see it with one piece new 7th editor 井坂尊.
summy in Japanese
「潜入!リアルスコープ」で週刊少年ジャンプがどのように作られているのか解説されていたので、まとめてみる。
1. 最初に集英社のファックスにネームが送られてくる。
ワンピースの場合、最初に下書き状態のネームが送られてくる。そして、現在ワンピース担当の「井坂 尊」という人物がそのネームを赤ペンで修正し、直した方が良い部分や、ネームを読んだ感想を担当から尾田先生に直接電話して伝える。
2.集英社にほぼ完成された原稿が届く。届いた原稿は担当が指摘した通りに修正され、ジャンプが発売する14日前から原稿の文字の大きさを調整する段階に入る。文字調整は約4時間ぐらいで完了する。ちなみに、原稿の方がジャンプよりも少し大きい。
3.原稿のチェック
ジャンプ発売13日前から、ほぼ出来上がった原稿を担当と副編集長がチェックする。この時、話数間違いがないかどうか等を確認する。集英社の仕事はここで終わり。担当達は次号のジャンプを作る準備に入る。
4.原稿を共同印刷の社長に直接渡す。
原稿の文字調整が終わった段階で、共同印刷の社長に原稿が直接渡される。そして文京区にある共同印刷で、手書きの台詞が綺麗なフォントに置き換えら れる。この時、集英社で作られた原稿をPCにスキャンするのだが、この原稿をスキャンする人もワンピースの展開を気にしている(2011年2月の時点では 眼鏡を掛けた女性がスキャンしていた)。
5.ジャンプを工場で印刷する。
ジャンプは茨城県にある五霞工場で印刷される。全てのジャンプはこの工場で印刷されているが、他の工場では印刷されていない。この工場では24時間ずっと雑誌類を印刷している。そしてジャンプ発売7日前に、ジャンプが遂に完成。
6.ジャンプを日本各地に配送する。
完成したジャンプは遠くの地方から配送される。しかし、現実には東京周辺が一番早くジャンプを手に入れられる地域となっている。
ジャンプ豆知識
・現在ワンピース担当の「井坂 尊」は入社1年目にしてワンピース担当に抜擢された(若い感性を持っていることが最大の理由)。さらに、井坂は尾田 先生のネームに対して偉そうにダメ出しをする(若いくせに)。しかし、尾田先生は担当と対等な関係を望んでいるので、それはそれで良いらしい。
・尾田先生の仕事場は海賊船のような所らしく、そんな仕事場に井坂は毎週12個入りドーナツを買って、差し入れをしに行っている。井坂曰く、ドーナツを買い忘れて尾田先生に怒られたこともあるとの事。ちなみに、井坂は有吉弘行が好きで、ギャグ漫画を作りたいと思っている。
・入社1年目の井坂の初任給は26万円。なので、ジャンプ編集者の初任給は大体26万円だと考えてもいいだろう。
・集英社の奥にある倉庫には超貴重なカラー原稿が眠っているが、管理が雑。
・前ワンピース担当でバクマン。にも出ている「服部 ジャン=バティスト 哲」はフランス人のハーフで、しかも超イケメン。